不登校の理由はもちろん人さまざまですが、特性が関わるケースもとても多いです。
発達の凸凹により、集団生活やコミュニケーションの苦手さが強調され、思うようにいかないことが重なり、学校生活が息苦しくなっていきます。 当然、そんな居心地の悪い学校なんて行きたくないですよね。
- 落ち着きがなく授業に集中できない。
- 人が大勢いる空間が怖い。
- なぜか友だちとすぐケンカになる。
- 校則や先生の言いつけは何としても守りたい。
- 給食の時間がゆううつだ。
など、よくある話だし、学校を欠席するほどの問題でもないし、そのうち何とかなるだろう。 と思えるものもありますよね。
しかし、本人にとっては一大事で我々が思うより何倍もの神経をすり減らしています。
もしその子の特性に合った適切な支援が受けられたら、あるいはその子自身が自分の特性を理解してその特性と上手く付き合えるようになったら、学校が楽しく感じるもしれません。 教室ではないかもしれないけど、学校に居場所ができます。
それに、もう少しだけ生きやすくなりますよね。 きっと。
今後もこの、発達障害と不登校に関する話題を取り上げて、深堀していきます。