子どもが好きなもの、本当に知っていますか?
子どもが大きくなるにつれ、また、反抗期も重なったりすると、だんだん子どもとの関わり方がわからなくなってきたりしませんか?
スマホだのゲームだのに夢中になり親との会話も減り、そんなのばかりやっていないで勉強しなさい! なんて声掛けばかりが増えたりして・・・。 ますます親子関係が険悪ムードに! こうなると負のループに突入です! どうしたものでしょうか?
普段の子育てでもそうですが、私がカウンセリングや学校での支援で心掛けていることは、
『その子の興味に興味を持つ』ということです。
どういうことかというと、たとえば子どもが、あるアニメにハマっていたとします。
自分にとって全く興味がない、知らないアニメです。 もしくは「そんなくだらないもの」と思っているアニメです。
でもそんなスタンスで接してもらっても子どもだって不愉快ですよね。 自分の好きなものを否定されるって・・・。
そんな人の言うことなんて聞きたくないし、信じられないし、反抗したくなるのはあたりまえです。
今は興味なくてもいいんです! これから興味を持ってください。
そのアニメを全話制覇しろとはいいません。 一話だけでもいいです。 公式サイトを一通り眺めるだけでもいいです。
そして、子どもと話をしてみてください。 そのアニメの話題に触れてみてください。
知らなければ子どもに教えてもらえばいいだけです。
もちろんアニメに限らず、ゲームや工作、お絵かき、スポーツ、遊び、何に関しても同じことです。
そもそも何に興味を持っているか知らなければ子どもに聞いてみてください。
「いつも夢中で見ているけど、何を見ているの?そんなに楽しいなら私にも教えて」 と。
それだけで親子の触れ合いになりますし、子どもは心が満たされ自己肯定感も育ちます。
ぜひ、ためしてみてください