☆ アトリエ ルアル の こども発達凸凹なび 2021年4月~ サイトOPEN ☆

数唱と 1対1 対応

100まで数えられるのに、なぜ5個取り分けができないのか

 5歳前後のお子さんを参観させていただくと、100までとは言わなくとも、「10まではいつもお風呂で数えてて言えるんです」といわれるお子さんが、「ブロックを5個ちょうだい」というやり取りで、正確に5個取って渡すことができない、ということが多々あります。

 それはなぜか?

 物と数の1対1対応ができていないからなのです。

 頭の中で数を唱えながら、対象物を1つずつ取っていく作業の途中で、頭の中だけ数字が先にいってしまい、『5』まで数え終わった時には手に4個しか対象物を取り上げていなかったりします。

 ではどうすれば?

 学校で配られる算数セットでもできますでしょうか。

 下の絵のように、5(あるいは10)マスのます目を書いた紙を用意します。
 そこに数字を書き入れ、そのマス中に、ゆっくり1つずつ数を数えながらおはじきやお菓子、おもちゃなどを置いていく練習をしてみてください。

 物1に対して数が1。 
 これが1対1対応です。

 おうちで簡単にできるのでやってみてください。

 参考までに、以下のようなおもちゃもありますので載せておきますね。

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